LEAF to Home hokkaido

電気を貯める、家で使う 電気自動車LEAFをご家庭の電源としたモデルハウスからの発信です

パワームーバーの役割

「エネルギーを自分の家で持つ」暮らしのシステムを提案している匠株式会社です。

前回「パワームーバー」というインバーターについてちょっとご紹介しました。

これがあれば屋外でも電気自動車LEAFに蓄えた電力を使って100Vの家電を動かすことができるのですが、いまいち想像できない…という方のために、実際にLEAFと繋げてバッテリーを活用させて家電を動かしてみたのでご覧下さい。

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まずパワームーバーの給電コネクタをLEAFに接続し、開始ボタンを押すだけ。そしてパワームーバーについているコンセントに家電を繋げると完了です。簡単です。


コンセントは3つあるので、扇風機、電気ストーブ、電子レンジをいっぺんに動かしてみました。電子レンジではカップのお水を温めています。

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近年、自然災害が頻発しています。9月の北海道での地震、そして日本初のブラックアウトもまだ記憶に新しいですね。避難されている方々には心よりお見舞い申し上げます。


そういう災害時に自治体が設置する避難所の役割はどんどん大きくなっているように感じます。

多くの人が避難所を頼り、暖かさや食料、情報や安心安全を求めます。そのためには照明や通信、空調などに避難所の規模に応じた電力が必要となります。

災害発生時に停電となった場合、復旧までの間は電気のない中、住民の皆さんが不自由で不安な思いで過ごすことになるのです。そのための対策としてパワームーバーがあると避難所には照明が付き、テレビで情報を得られ、暖をとることも出来るのです。誰でも簡単に操作ができ、音も排気ガスも出さないのも高いポイントではないでしょうか。


既存の発電機を使用する場合、騒音や排気ガスを生じることや必要な燃料の保管など、取扱いの面で課題を有していますが、パワームーバーにはその課題がありません。

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もし家庭やオフィスに電気自動車があるなら、パワームーバーを1台持っておくと色々な事に活用できます。

家庭で電気自動車に貯めた安い電気を使うだけでなく「動く」ということを活かしてアウトドアや野外イベント、発電機が使用できない工事現場など。災害時には困っている方々のもとへ車でかけつけ、その場で電気を供給することができます。


家電が動いている最中、車もパワームーバーも無音。騒音や排気ガスが出ないので夜中でも、もちろん屋内でも使用できます。

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この日はテレビの取材があったので大きなカメラで撮影をしています。

実際に見ていただいたテレビ関係者の方の「レンジと電気ストーブを一緒に使うと、ウチならブレーカーが落ちる」とのつぶやきにその場のみんながうんうんとうなずきました。

でももちろん、パワームーバーは電気が途切れることなく、4.5kW(1.5kW×3=4.5kW)出力までなら同時に利用することが出来ます。


気になった方は
takumi@leaftohome-hokkaido.jp  までメールでお尋ね下さい。
お待ちしております。