LEAF to Home hokkaido

電気を貯める、家で使う 電気自動車LEAFをご家庭の電源としたモデルハウスからの発信です

深夜電力を昼に使うと、電気料金はいくら得になるのか?(北海道の場合)

最近は色々な会社が電力の販売をはじめ、それぞれ個性のあるプランを打ち出しています。
電気料金は契約プランで金額が変わります。ご自分の家と電力会社との契約プランは把握していますか?

何時から何時までの電気料金が一番安いかを確認しましょう。その時間帯にタイマーを利用して家電を集中的に使うと、結構な電気料金の節約になるはずです。

会社によって金額もプランも違うので、各社のホームページを見て自分の生活スタイルとあわせてみるといいでしょう。

 

さて私たちのモデルハウスの場合です。
私たちのモデルハウスは地元の某電力会社さんと「ドリーム8(H29年で終了)」というプラン契約をしており、

・昼間の金額は90kWhまでは28.08円/kWh、

・夜間(23時〜7時)は使用量にかかわらず14.13円/kWhです。


夜間(23時〜7時)は使用量にかかわらず14.13円/kWhです。
この夜間の安い電気を、家庭用蓄電池代わりの電気自動車LEAFに貯めて昼間に使っており、その実際の様子を皆さまに見ていただいています。
ここに家族が住んだと仮定して、夜間の電力を昼間に使うとしたら電気料金は「従量電灯プラン」と比べてどれだけ安くなるのか試算してみました。

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モデルハウスの電気の流れです。太陽光パネルを3kWh載せて売電していますが、冬は雪が乗るので発電量はゼロ。

 

ケース:家族で1ヶ月に50A・500KWhを使用するとします。

・「従量電灯B」契約だった場合
基本料金 1,674円 + 電気料金 14,921円4銭=16,595.4円(1ヶ月にかかる電気料金)

 

・このモデルハウスのように「ドリーム8」契約で深夜電力を昼に使った場合
基本料金 1,404円 + 電気料金 7,065円=8,469円(1ヶ月にかかる電気料金)

 

その差額は、16,595.4円ー8,469円=1ヶ月8,126.4円
1年では8,126.4円×12ヶ月=97,516.8円。なんと10万円近くも違ってきます。

 

地元の某電力会社さんは日本で一番、電気料金が高いので他の地域の方は金額が少し変わってくることをご了承下さい。
(※ちなみに一番安い●陸電力さんより、一般家庭では1ヶ月に2,000円以上、電気料金が高くなるそうです)

深夜電力を活用したいと思っている道民の皆さまには残念ですが「ドリーム8」の新規受付は平成29年に終了してしまいました。
でも「eタイム3プラス」のように深夜電力他のメニューもあり、料金シュミレーションもしてくれるのでホームページ(http://www.hepco.co.jp/home/price/ratemenu/etime3plus.html)をチェックしてみるといいでしょう。

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<計算の前提>
・単純にするために消費税と再エネ賦課金等はのせません。
・「従量電灯B・50A」の基本料金 1,674円
・「ドリーム8契約・6kVA以下」の基本料金 1,404円  

・「従量電灯B」の電気料金の計算の仕方
最初の120kWhまで 1kWh 23円54銭
120kWhをこえ280kWhまで 1kWh 29円72銭
280kWhをこえる分 1kWh 33円37銭

・「ドリーム8」電気料金の計算の仕方
夜11時〜翌朝7時までの電気料金は使用量にかかわらず14.13円/kWhです。
現在は夜中1時から4時まで深夜電力をLEAFに充電しています。

※一般家庭で「月に300KWh・30A 「従量電灯プラン」を使用した場合(2015年5月調べ)」地元の電力会社さんは9,353円で電気料金の高さは日本一らしく、一番安い●陸電力は7,164円でその差はなんと2,189円もあります。1年では 2,189円×12ヶ月=26,268円も違ってきます。大きい金額ですね。